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1/24,コロラド州 アスペン レストラン No.5

 

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歩夢side

【from :
スコッティが充電器渡してくれるっていうから、一緒に取りに行ってくるね! 帰り送ってくれるっていうから、先に帰ってて~】

レストランを出たところで、來夢や友基と、 遅いね~と話していた時に、ちょうど からそんなLINEが来た。

ーーえ。

「どした?」

「なんかあったのー?」

無言でスマホを見ている俺に不思議そうに尋ねる2人。

俺は何も答えず、名前に電話を発信してスマホを耳にあてる。ーーしかし。

しつこくコールしても、出ない。結局留守番電話に繋がってしまった。

ーーただ充電器を取ってくるというだけ。しかし何故か、俺はひどく焦っていた。

ーーすると。

スマホが再び振動した。

からか?と期待したが、画面にうつったの文字は……。

【from:Scotty
I will borrow for a while(^-^) (ちょっと を借りてくよー(^-^)) 】

奴だった。

「……は?」

「ねえ、どうしたの歩夢」

ちゃんから?」

2人の問いかけに答える余裕もなく、俺は素早い指さばきで返信文を打ち、翻訳ソフトにかけてこう返信した。

【Tell me the place because I will go with you as well(俺も一緒に行くから場所教えて) 】

するとほんの数十秒後に、すぐスコッティから返事がきた。ーーだが。

【from:Scotty
┐(・∀・)┌ 】

…………。

馬鹿にしてるのか?

「……あのやろう」

思わず低い声で呻くように言う俺。ーーなめてんのか。なんなんだあいつは。

「ねえ、どうしたのさー、歩夢」

ちゃんに何かあったのか!?」

俺の様子に心配そうにする2人に。俺はまずは名前からのLINEを見せ、それからスコッティとのやり取りを見せた。ーーすると。

「はあああ!? ちゃんが一人でスコッティのとこに!? 大丈夫なのか!? おい!」

は本当に充電器のことしか考えてないけど、スコッティは…うーん…この返事の仕方だと……」

予想通り憤怒する來夢と、不安げに考え込む友基。

「こうしちゃいれーん! 俺も行くぞ!」

「いや、だからどこ行ったかわかんないでしょ。 とは連絡取れない感じ?」

「……うん」

走り出そうとする來夢を制し、淡々と尋ねる友基に俺は頷く。

のことだから、充電器のことで頭がいっぱいで、スマホの着信に気づかないのだろう。

ーーまったくあのカメラバカめ。


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Author:泰人
昔いろいろ夢書いてました。

久しぶりに書いてます。

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